先生のあなたへ

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娘が遊んでばっかりで勉強をしてくれない・・・

 

 

 

会社の部下が仕事にやる気がなくて・・・

 

 

 

生徒が言うことを聞かずに困っている・・・

 

 

 

生徒が宿題をやってきてくれない・・・

 

 

 

あ、私もそんな経験ある。

そう思っている方が多いと思います。

しかも、その原因は

 

相手のやる気がないから

 

元々の性格だからしょうがない

 

そんな風に思っていませんか。

 

いいえ。

 

相手をそうさせている原因は、すべて自分にある。

 

そう考えてほしいのです。

私も塾の先生をしていて、

・宿題をやってきてくれない生徒

・注意をしても言うことを聞かない生徒

・勉強に全く関心がなく、やる気のない生徒

 

をたくさんみてきました。

 

「どうしたらこの生徒は、モチベーションがあがるんだろう」

 

悩んで悩んで、たくさんのことを学び、実践しました。

 

・あの人は、なんだかとても話しかけやすい

・あの人は、怖い雰囲気があるから話せない

・この人の話は、とても聞きやすい

 

 

なんとなく憧れるそんな先生になりたい、そう思っています。

そのためには

相手の内側から答えを引き出す「コーチング」

相手の考えていることを知るきっかけになる「心理学」

この2つを学んでいます。

時代が進み、コーチングや、人の感情、心理状態についての研究が進んできました。

日本では社会的な問題になっている「うつ病」

もちろん、労働環境が原因のひとつですが、大事なのはメンタルコントロール

よく本屋さんにはメンタリストDaiGoさんの本が置いてあるのを見たことがある人も多いと思います。

・知識では知っているが、実際自分にできるかわからない・・・

・心理学が実際に効果があると思えない・・・

・現場で活かせるとは思えない・・・

 

そんなことないです。

ここでは現場で使えることのみ紹介しています。

 

コーチングはすぐ使えるもの

心理学は知識として知っているだけでも

 

「あ、これは〇〇〇効果を使って話しているかもしれない」

と感じることができます。

全ての方に、少しでも参考になっていただければ幸いです。

 

しかし、私が一番伝えたいことは

学ぶだけでなく「あり方」を大事にしてほしいということです。

 

あくまでこちらで紹介する記事や、方法は、本当に方法論です。

そんなことよりも人として、先生として、コーチとしての「あり方」を大事にしてください。

記事を紹介している私が言うセリフではありませんが・・・・。

 

スキルはあり方はあって、はじめて機能する

 

こんな話があります。

あなたは自分で考えられるし、自分で目標達成もできるよね。あなたはこんなにいいところもあるんだから、きっとできるよ。

相手の立場に立って、発する言葉こそ、相手の心を開き前進を促すのです。

しかし、全く真逆の言葉

おまえら、いい加減にしろ!そんな半端な気持ちならやめてしまえ!でも、お前たちはそんな半端なやつらじゃないんだ!そんなことであきらめるなんて、おまえららしくないぞ!

 

部活動の顧問の先生に檄を飛ばされた経験をある生徒が語ってくれました。

厳しい言葉を浴びせられているうちに、部員全員泣けてきたそうです。先生も涙を浮かべながら叱ってくれたそうです。この後、部員たちは「もう1回頑張ってみよう」という気持ちになり、より団結したといいます。

この部活の先生の言葉は、コーチングらしくはありません。

むしろ、感情に任せた言葉です。指示命令も否定する言葉もバンバン使われています。

しかし、この言葉の根底にあるのは

先生の厚い信頼、期待、深い愛情

ではないでしょうか。

人は、それが感じられたらどんなに厳しい言葉でもしっかり受け止められるものなのです。

「君たちはやればできる。そういう存在だと信じて私は接している」

というあり方から発せられた言葉なら、指示命令も否定語も機能するのです。

 

相手の可能性を信じること
先生はどうしても生徒に対して
「今のままの君じゃダメだ。私が君のダメなところを正してあげよう」
という気持ちになってしまいがちです。なぜなら、こちらが大人だからです。
でも、本来の教員の役割は
「君は将来、すばらしいことを成し遂げる人だよ」
という存在として、生徒を育てることなのだと思います。
コーチングの哲学こそ、教育の哲学そのものです。
信じるから成果をあげる人になっていく
それこそがコーチングの真髄ではないでしょうか。
人は扱われるようにしかならない
こちらが勝手な思い込みで決めた限界が、相手の限界になっているということはないでしょうか。
こちらが
「この程度の子ども」
と思ってしまったら、相手はは「この程度」以上に絶対ならないでしょう。
しかし、
「君ならできるよ」
の一言が奇跡を生むことは決して珍しいことではないと私は信じています。
本人以上に本人の可能性を信じて、情熱をもって伝え続けることで、それが現実となっていく世界は確かに存在するはずです。
コーチング・心理学は当然、万能ではありません。あくまで方法論です。
しかし、「相手の可能性を信じる」というあり方に立ったコミュニケーションは、人を大きく前進させると私は信じています。
そこに立てないなら、先生・「コーチ」である資格はないと肝に銘じ、これからも子どもたちと関わっていきたいと思います。
人を絶望させたり、おとしめたりするコミュニケーションではなく、人を勇気づけ夢や希望を引き出すコミュニケーションは、教育現場へのコーチング普及を通して、広がっていくことを心から願っています。
たなか
さぁ、いっしょに学びましょう!
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