なかなか友達ができない
話しかけるきっかけがつかめない
気を許し合える仲になれない
ありますよね。
そんなこと言ってる私も、人と仲良くなることとても苦手です。
人と仲良くなるには
その方法とは、
一緒に何かをしてみる
ということです。
共同で何かの作業をしてみる、たったそれだけであっという間に親しい関係になることができるという、魔法の方法である。
文化祭効果
たとえば、学生時代の文化祭を思い出してほしい。
文化祭当日に向けた準備期間は、誰にとっても思い出深い青春の1ページである。
同級生たちと共同でひとつの目標に向かって作業を続けていると、
仲が良い、仲が悪いに関係なく、すべての人の心が一つになって、団結力のある絆
が生まれるものだ。
前夜祭ともなれば、その達成感から
俺たちは一生友達同士だ!
などと感動してしまうもの。
実は私も思い当たる節がかなりあります。
あなたにも、思い当たる節があるのではないだろうか
分かちあうだけでいい
人と仲良くなりたければ、無理して話しかける必要はない。
黙って、一緒に共同で作業をすればいいのである。
同じ委員会に入ったり、同じサークルに入ったり、とにかく共同行為ができれば何でもいい。
分かち合える行為があると、それだけで心も通じ合えるのだ。
このことを証明する実験を紹介します。
ある高校生245人の半分のグループにはドッジボールで遊ばせ、残りの半分には何もさせなかった。
その後、
グループのためにケンカできますか?
と聞いたところ、ドッジボールをした学生たちのほうが約5倍も多く、
「ケンカできる」と答えた。
一緒にドッジボールをしただけで、学生たちの間にはこれほどの絆が芽生えてしまったのだ。
共同で同じ作業をするという行為には、心を開かせる心理作用があるということだ。