今、この人が言っていることは本当かな?
なんだか怪しいな・・・
毎日ウソってつきますよね。
そういう私もウソをつきます。
ウソをつかずに生活するってなかなか難しいことだと思います。
相手にとって良いウソ
も絶対存在します。
今回は、ウソをついているか見抜くときに少しだけ役立つ情報をお届けします。
ポイントは目線です。
目は口ほどにものを言う
あなたは、昨日の夕ご飯を何を食べましたか。
思い出してみてください。
↓
↓
目線はどこに動きましたか?
ほとんどの方が、左上に動いたと思います。
と言われています。
人は何か思い出そうとするとき、左上を見ます。
よく左上を見ている人は、物忘れが多いのかもしれません。
記憶を司るのは左脳のため、左側を見てしまうと分析されています。
ちなみに左利きの人は、過去を思い出すときに右上を見る傾向が強いです。
目線の仕組み
目は口ほどに物を言うということわざを実現したようなスキルで、
対話相手の心の中を、瞳の動きから読み取るものです。
このテクニックを「アイ・アクセシング・キュー」
と呼ばれており、日常でも活用しやすい技法として注目されています。
人は物事を考察する時は脳を使うので、脳にもっとも近い器官である「目」に思考が表れる
といわれています。
瞳の動きを利用して思考を読み取ることで、相手が何を頼りにどのようなことを考えているのか、その傾向が分かるという仕組みです。
左上:過去の体験や記憶の呼び出し
人は出来事を思い浮かべる時、視覚的イメージとして呼び起こしがちです。
右上:これから先の新たなイメージ
まだ体験していない事柄に対しての想像や構成の時にこの方向へ目を向けます。
左横:会話や記憶にある音への知覚
どの様な内容の会話だったか、言い回しだったかを思い起こす時の目線です。
右横:聞いたことの無い音への知覚
聞いたことの無い音に対しイメージを働かせ、右耳に意識が向きます。
左下:内面的な自己との対話
自分自身への問いかけや独り言の場合、経験に基づいた自己として向きます。
右下:体感覚情報へのアクセス
無意識に感じている体の変化や感覚に注意を向けている時の目線です。
目線が右上に動くときは、作り話
右上を見ているときは、ズバリ嘘をついているときです。
想像力を働かせると右脳が活発になるので、
心理学的には「嘘をつく=右を見てしまう」
と考えられています。
しかし、厳密にいうと見目線が右上に動くときは、未来を考えているときです。
そのため、明るい未来を想像しているときにも目線が右上に動きやすいです。
嘘を付く時もまた経験に無い未知の情報です。
しかし
今夜どこ行くの?
今夜誰と会うの?
こんな質問の時も、考えて目線が右上に動きます。
嘘、真実か限らず右上を向きます。
未来の事柄に関する嘘についてはこの目線による心理は適応できません。
ですから正式には【右上≠嘘】です。
とは言え、過去の内容を聞いているのに右上を向く時は気をつけてください。
具体例
話をしていて、相手の目線が左右のどちらに動くかで、
その人が真実を話しているのか、ウソをつこうとしているのかが分かります。
質問にもよりますが、
週末、何をしていたか?
本を読んでいた
どんな本を読んでいたのか?
という質問に対して、
相手の目線が左側に動いたら、読んだ内容を思い出そうと、「過去」のことに思いを巡らせている証拠です。
しかし、その相手は、実際には読書をしていなかったとします。
本を読んでいたと嘘をついた場合は、読んだこともない架空の物語を思い描こうとすることでしょう。
そのときは
目線が右上に行く傾向が強いです。
それは、その人にとって「読んだ」という経験がない未知の世界であり、未来を思い描いている状態と等しくなるのです。
まとめ
・目線が左上に動いたら、相手は過去のことを思いだそうとしている。
・目線が右上に動いたら、相手は未来のことを考えている。