なんで勉強しないの? やる気を引き出す質問をしよう!

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コーチング×心理学

なんで勉強しないの?

ついつい先生、親が子どもに使ってしまう言葉ですよね。

私もついつい口に出そうになってしまうときが多くあります。

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やる気を引き出さない質問

 

 

たなか
 

なんで勉強やらないの?

 

 

 

え?・・・

 

 

 

たなか
 

ほら、どうしてもいつもそうやって答えないの?

 

 

 

だって・・・

 

 

 

たなか

だってじゃなくて、そろそろ真剣に勉強やろうよ。成績落ちてきてるよ。

なんでいつまでも自分のことだって思わないの?

 

こんな風に問いかけられたらどうでしょうか。

どんな気持ちになりますか。

私は、「あ、この人には何も言えない」ってなっちゃいます。

なぜ○○しないの?

この質問の形、なんだか相手を責めるニュアンスに満ちていますよね。

質問する側も理由を聞きたいというよりかは、どちらかというと相手を叱責するスタンスに立っています。

この「なぜ〇〇しないの?」が強い叱責のイメージがあるかというと

そもそも

相手のことを信じていない立場

に立ってしまっているからです。

否定形の言葉を強化してしまっている

あなたは勉強しないことが当たり前になってしまっている

そんなイメージを子どもは持ってしまいます。

否定質問

否定形が埋め込まれたこれらの質問を「否定質問」といいます。

この質問は、人を勇気づけるでしょうか。

私はそうは思いません。

そして恐ろしいのは、仮に「やらない・できない理由」が分かったところ

できるための方策や意欲が引き出されるか

というと決してそうではないでしょう。

おまけに過去形を使っていると最悪です。

相手はもうごめんないとしか言えないでしょう。

なぜなら過去には戻れないからです。

たなか

なぜ、できなかったの?

たなか

どうしてやらなかったの?

 

そもそも答えにくい質問かつ、過去、さらに相手を信じていない

とにかく最悪です。

先生には絶対使ってほしくないです。

やる気を引き出す質問

 

たなか

どうしたら宿題を始められるかな?

え?・・・時間があれば

たなか

そうか。時間を見つけることはできそう?

なかなか、いそがしくて

たなか

うん、その忙しい中で30分だけでも宿題にあてられないかな

うーん、やる気が出ればできる

たなか

そうだね。じゃあ、いつならやる気でそう?

え、そんなのわかんない。とりあえず、今やっちょうよ

 

生徒と話をしていて、急に生徒たちが具体的な行動について語りだすことがあります。

それは

「肯定質問」+「未来質問」

を使った時です。

なぜできなかったの?(否定質問+過去質問)

ではなく

どうすればできるようになると思う?(肯定質問+未来質問)

を使うようにしていきましょう。

 

まとめ

・なぜ〇〇ができなかったの?は絶対使っちゃダメ

・どうしたら〇〇ができるようになると思う?と未来に向けての質問にしよう

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