俺ってさー、昔はめっちゃ勉強して学年1位だったんだよね
えーすごーい!
偏差値も40から65まで上げたよ
多くの人は「自分のことを知ってほしい」という気持ちを強く持っているものです。
では、この心理はどこにあるのか、みていきましょう。
過去の栄光はだいたいウソ!?
そもそも、人間の脳は
過去を美化する傾向があります
思い当たる節がある方もいるかと思いますが、過去の栄光の話の内容を聞く場合は、
少し話を盛って話している
と思ってください。
人間の脳は都合良い!?
過去の記憶ってあなたはどこまで思い出せますか。
人間は強いストレスを受けると、脳が働いてその記憶を薄めようとしてくれています。
美しい記憶も嫌な記憶も、最初は同じレベルで脳の中に記録されています。
ところが人間の脳はうまくできていて、
嫌な記憶には意識的に抑制がかかり、思い出しにくくなっているのです。
人間の「生きていく」本能として、勝手にそうなっているんです。
自分の気持ちや考えを「誰でもいいから聞いてほしい」と考え続ける傾向を持っています。
これは男性でも女性でも同じことですが、どちらかと言うと男性の方がその自己顕示欲は強く、
この場合は「誰から構わず話を聞いてほしい」という感覚となります。
好きな人のタイプについても当てはまる
人と話す中で、「どんな性格の人が好きか」
という話になることがあります。実はある法則があります。
と言われています。例えば
私は、明るくて接しやすい人が好きなんだよね
この場合は、深層心理の中に
自分は人とうまく接することができないのがコンプレックス
ということがあります。
自分は、口軽い人が嫌いなんだよねー。なんか信用できない
この場合は、深層心理の中に
自分は気づいていないが、口が軽いことを気づかぬうちにしてしまっている。
と考えられています。
よく夫婦にも、全く性格が合わないのにお互い惹かれあっている
ということがありますよね。
まさにこのことが上手くはまっている状態ですね。
まとめ
・語られる自分は「美化」された理想の自分になっている
・自分の嫌いなタイプ → 自分自身のことを示している
・自分の好きなタイプ → 自分のコンプレックス示している