【先生必見】生徒心をつかむ!4つの方法。

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コーチング×心理学

 

先生をしていると「生徒」と話すことは日課になっていると思います。

テストを返却する場面や、生徒から相談されたり、進路相談をしたり、多岐にわたる対応を求められるのが先生の仕事です。

それがやりがいだとも思います。

今回は、その中で重要なシーン別の対応をご紹介します。

役立てていただければ幸いです。

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生徒に対して

成績を伝えるとき

自分の成績は、子供にとってはもっとも気になる情報です。

子どものタイプによって

明るく励ましたり

厳しく叱ったり

と対応の仕方を分けていきましょう。

具体的には、実際の得点や成績表を見せながら、

「ここはよくできていたから、残りの項目で〇点が目標だね」

「今回は〇点だったよ。自分ではどう思う?」

など、生徒自身に客観的に考えてもらえるような

一歩引いた立場で説明することが最も良い方法です。

また、今回のテストに対する自己評価をきき、

生徒の手ごたえや感想を探ってみるのもよいと思います。

×

今回は〇点!いつもより悪かったね。あんまり勉強していなかったんじゃない?

今回は〇点。平均点は〇点だったよ。自分では今回の出来はどうだったと思う?

 

良い面、成長した面を伝えるとき

今の子どもは、大勢の前でほめられることに慣れていないことが多く、

目立つことを好まない場合も少なくないようです。

面談はほめるチャンスと考え、良い面を具体的に挙げて指摘します。

その場合、

「すごくできた」

「平均点よりも〇点高い」

と結果だけ伝えるよりも、

「これだけ頑張ったから、前より〇点上がった」

など、努力の過程をしっかり評価するほうが(特に女の子)、成績をより実感でき、次につながります。

「もっと自分は成長できる」

という手ごたえを得られるような環境づくりを心がけましょう。

×

あ~おしかったね、これだけできていたらあと〇点取れれば完璧だったのに。

この分野は〇点アップしたね。途中の計算式も省略せずに、きちんとかけているから、ケアレスミスもなくなったんだね。

 

改善点を伝えるとき

学習面での改善を伝える場合は、先生が

「ここがダメだからこうするべき」

と提案するよりも、子ども自身に自分の改善点を考えさせることが大事です。

課題を理解させ、どうやって克服していくか、

その方法を考えさせるほうが納得感が得られ、主体的に学習に取り組むことができます。

ただ、初めから自分だけで考えさせるのは難しいです。

「自分で考えなさい」

と突き放すのではなく

「ここはもう少しだったよね。良くするにはどうしたらよいと思う?」

と一緒に考えていく姿勢で臨むましょう。

×

ここの単元は本当にダメだね。もっとたくさんやらないと全然追いつけないよ。

ここの単元をあと10点アップさせる作戦を考えてみよう。まずはどうしようか。

 

悩み事を相談されたとき

悩み事の内容によっては、ほかの先生の意見を仰いだり、

保護者に連絡したりすることも必要になります。

まずは緊急性を判断しましょう。

ただ話を聞いてほしい

なんとなく愚痴を言いたい

という内容であっても、突き放さずに耳を傾けます。

その際、個人の連絡先をたずねられたり、LINEを教えられたりしても

決して個別に連絡を取らないように注意しましょう。

保護者の信頼を一気に失い、責任問題に発展しかねません。

絶対にNGです。

×

ごめん、今忙しいから、あとでLINEできくよ、ほら連絡先。

(話を聞く)・・・・なるほどね。こういうことがつらかったんだね。

全体を通して

4つのシーン別の対応でした。

なかなか思ったまま発言してしまうと、

生徒を傷つけてしまったり

嫌われてしまったり

私も今も、奮闘中です。気を抜くと本心の自分が出てきてしまって、

「なんで成績下がっちゃったんだ、やってなかっただろ」

なんて言ってしまいそうな時がいつもあります。

しかし、生徒本人は

・自分なりにとても頑張った

・頑張ったけど、結果がついてこなかった

かもしれません。

私たち先生は、

「生徒の気持ちを第一に」

を常に考えなければいけません。

時に厳しい言葉をかけなければいけない時もあります。

しかし、基本スタンスはやはりほめるです。

生徒一人ひとりの成功体験を大事にできるか、

これが好かれる先生か、嫌われる先生かをわけるポイントだと思っています。

 

失敗は誰にだってあります。

傷つけてしまい、生徒から嫌われてしまった・・・・

そんな経験をたくさんしていきましょう。

その苦しさ、辛さを感じた人間が真の人の痛みを知る人間になるのではないか

、なんて思っています。

まとめ

・否定的な言葉を使わず、生徒の成長を信じた前向きな言葉をかけるようにする

・しっかりと話を聞いてから、相手の改善を促していく。

・成功体験(〇〇ができるようになった!)を大事にする

 

こちらは保護者に対しての対応です。

お時間あればぜひ → 保護者に対しての4つのこと

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