【先生必見】こうすれば保護者面談でうまくいく4つの方法

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コーチング×心理学

面談は、コミュニケーションを深める大事な機会です。

先生をしていると、「保護者面談」とか「三者面談」ってありますよね。

いやだなー、うまく言えるかなーって思っちゃうんですが、

大丈夫です!

今回はシーン別に今すぐ使える対応例を見ていきます。

心理学やコーチングの基盤となる「相手の成長を本気で願って発言する」ことができれば無問題です!

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保護者に対して

成績を伝えるとき

塾や学校でのテストの得点など、成績を伝えるときには、口頭だけで伝えず

実際の答案を見せながら進めていくのが理想です。

特に前回との比較で

「前よりも英語が10点上昇しています」

などと、教科名も添えて詳しく説明しましょう。

また、

「今回は全体的に難易度が高く、平均点は下がりました」

「得点は下がりましたが、偏差値で見ると上昇しています」

など平均点や偏差値などのデータもあわせて伝えることで、

保護者もより客観的な判断ができます。

× 

英語が過去最低点でした。まったく勉強していなかったのですね

〇 

今回の模試では、国語が〇〇点、数学が〇〇点・・・・総合点は〇〇でした。

全体の平均点からの差は〇〇点ほど取れています。

 

良い面、成長した面を伝えるとき

保護者からすると、子どもの塾や学校の様子は全く分からないものです。

親が見ることができない、子供の成長を「先生」が見てくれていることは、

親からするととてもうれしいことです。

学習態度が前向きになった

笑顔が増えてきた

徐々に得点が上向きつつある

などのプラスの変化は、必ず伝えておくべきことのひとつです。

なるべく具体的な事例を挙げて話すと良いと思います。

成績面だけでなく、学習態度や友達、先生に対するちょっとした態度の変化についても、

報告することで、

保護者は「細かいところまで見てくれている」と安心感を持ちます。

面談のときに慌てないように、日ごろから生徒一人ひとりについてメモを取っておくなどして、成長の記録を残しておきましょう。

なかなか忙しくてできないですが。。。

私は、なんとなく頭にイメージを残して置けるように常に意識してました。

×

集中できる時間が前に比べて長くなりましたが、これくらいではまだまだ足りませんね。家でもっと指導してください。

〇 

難しい問題に取り組むときに、じっくり時間をかけて考える姿勢がみられるようになりました。集中できる時間が前よりずっと長くなりました。

改善点を伝えるとき

不得意科目や得点できなかった分野がある場合も、成績を伝えるときと同様に、主観的な感想を入れず、事実を客観的に述べます。

その上で、次回に向けて克服すべき部分や、それに対する対策にはどんなことがあるか提示しましょう。

学習態度や学校・塾での過ごし方に問題がみられるときも、自分の主観を加えずに、事実のみを伝えます。

「ひどい態度です」

「こんな状態では成績もあがりません」

のような感情的な言葉を不確実に言うのは絶対NGです。

そうなってしまった責任を保護者に押し付けるような言い方も禁物です。

× 

このままじゃダメですね。ご家庭ではどんな教育をなさっていますか。お子さんのことをどれだけ見ていますか。

〇 

・・・という態度が見られました。おうちの方にもお伝えした方が良いと思いましたので、お話させていただきました。

 

悩み事を相談されたとき

子どもの成績や進路のこと、学習状況など、保護者が抱える悩みや不安はたくさんあります。

思い切って相談してくれた保護者を尊重し、できるだけ耳を傾けましょう。

対応できることにはその場で答え、調べることが必要なものは持ち帰り、後日早めに返事をします。

途中で口をはさんだり、話をはぐらかしてはNGです。

たとえ解決に至らなくても、しっかりと聞き、受け入れることで、保護者の気持ちを和らげることは可能です。

また、聞いた内容を不必要に口外しないことも大事です。

× 

(話の途中で)いや、お母さん、それはですね・・・(自分が話し始める)

〇 

(最後まで話を聞いたうえで)そうですか、お話してくださってありがとうございました。○〇については調べて、後日必ずお知らせいたします。

 

全体を通して

保護者は子どもの様子をとても気にかけてくださっています。

その不安な気持ちをしっかりと受け止め、

悲観的な言葉を使わず、誠実に受け答えすることが大事です。

先生も保護者の味方です。学校・塾と家庭で協力して、教育を進めていくことが理想だと考えています。

しかし、実際は仕事や家庭状況により難しい家庭がほとんどだと思います。

その中で、学校・塾がしっかり家庭のサポートをする

その姿勢が一番だと思います。

まとめ

・保護者との面談の時には、不明確なデータは使わない。

・こちらもしっかり生徒の成長を信じて、みているということを伝える。

・保護者の不安な気持ちをしっかりと受けきる。

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