あなたは自分を肯定して生きていますか
わしは自分を大切にして生きているぞ
自己肯定感とは
「自己肯定感」とは何でしょうか。
自己肯定感とは自分をどれぐらい肯定的に思っているか、
また否定的に思っているかという、自分の能力や可能性、また存在そのものに対する判断や評価です。
この自己肯定感が高いといわゆる希望や自信をもって日々を過ごし、
仕事や恋愛、また収入や健康状態といった様々な人生の側面でいい影響が出てきます。
逆に自己肯定感が低いと諦めやすくなったり、トラブルやいざこざが起こりやすく、
無気力や絶望を感じやすくなります。
子供の自己肯定感を高めよう
ここからは塾の先生必見です。
私も塾講師の経験が長くあり、感じることを書いていきます。
今、日本は少子化です。それを、給付金や育休制度の充実などで出生率を上げることで乗り切ろうとしています。
ちょっとまったー
同じ少子化の問題を抱えているフィンランドでは
子供の一人当たりの生産性を上げることで乗り切ろうとしています
具体的には、
・1クラスを18人~20人にし、落ちこぼれをださないようにしている
・学力が足りなければ留年させて、基礎学力の底上げを図る
そんな対策をとっています。
しかし、日本は良いも悪いも学力に関係なく全員が進級できます。
そのため、幅広い学力層の子供たちが同じクラスで授業を受けます。結果、授業についていけない子供が出てきます。
そういった子供たちは、「自分はできない」という劣等感を感じ、次第に勉強嫌いになっていきます。
こういった状態の子供が、塾に来やすい子の特徴ともいえます。
子供たちははじめから、勉強が嫌いなわけではありません。
できない宿題を出されたり、わからないまま授業が進められたりするから、ついていけなくなり、嫌いになってしまうのです。
実際、「学校ではできなくても、塾の先生に教えてもらったらできるようになった」という例はよくあります。
塾は、子供たちの自己肯定感を高めることができる場所
塾の先生は、自分たちの仕事にもっと自信をもっていいと思います。
世間の声はなんだか冷たいです。
・薄給でブラック
・誰でもできる
私もひしひしと感じました。。。
子供にあった指導法を見つけよう
勉強しているのにできない
頑張ってるのに成績伸びない
そんな子どもがいます。
そういった生徒には真面目に取り組んでいる分、
「自分は頭が悪いんだ」と、自信を失いがちです。
しかし悪いのは、勉強のやり方であって、決して自分の頭が悪いわけではないです。
たとえば、スポーツの場合は上達のためには正しいやり方を学ぶことから始まります。
ゴルフなら、まずは正しいスイングの仕方を学び、それを何度も繰り返して身につけていきます。
話題の将棋のプロ藤井聡太さんも、もともとの才能だけでなく、
あらゆる局面に対応できるだけの膨大な棋譜=「やり方」を
覚えているからこそ、あれだけ強くなったのです。
勉強もやり方を教えることが大切
ただし、先生をやられている方ならわかると思いますが、子どもは一人ひとり違います。
・考え方
・ノートの取り方
・字の書き方
・計算の仕方
・漢字の書き方
ぜーんぶ違います。
そのため、ひとりひとりにあった勉強法を提示していく必要があります。
なので、先生方には
たくさんの勉強法を学ぶため、本を活用する、ネットで調べるなどたくさんの研鑽が必要です。
このブログでもどんどんあげていきますので、お時間あれば見てみてください、
勉強って何のためにやるのか
これは永遠のテーマです。
私も何億回と生徒に聞かれたフレーズです。
私なりの答えを書きます。しかし、これはあくまで筆者個人の見解なので、いろんな答えがあっていいと思います。
答えは
成績を伸ばそうと工夫すること、考えること、嫌なことから逃げずに立ち向かうことが社会に出た時の力になる
と思っています。
将来、どんな職に就いても、仕事のやり方を覚え、常に新しい知識を身につけていかなければならないことは共通です。勉強をしてきた経験はそこで大いに役立つと思います。
勉強を通して様々な頭の使い方の練習をし、学ぶ能力を高めてきたこと、その工夫が社会に出た時に力を発揮すると思います。
社会では、自分の欲望を抑え、優先順位を考えて物事に取り組むことも求められます。
他にやりたいことがあっても、我慢して勉強することは、そのための良いトレーニングになります。
先生方は
勉強を通して学べること、身につけられることがたくさんあることを子どもたちにぜひ伝えていきましょう。