先生~こんなに宿題やりたくないです
でも、やらないと成績上がらないよ、頑張ろうよ。
えー、それでもやりたくない!
だって、いつかどうせやらなきゃいけないんだから、やろうよ
塾の先生をしていて、よく目にする光景です。
また、ケンカのときもよく使ってますよね
あなたこの前のお金はどうしたの!?どうせ、遊んで使ったんでしょ。
だって、しょうがないじゃん。たまにはいいだろ!
だから、うちはお金がたまらないのよ!
言葉って本当に大事です。
相手を望ましい姿に導く時、どうしても先生・コーチは結果を出さなければいけないというプレッシャーから、焦って「D言葉」を使いがちです。
D言葉とは
D言葉 → 「でも、だって、だから、どうせ」
全部Dから始まる言葉ですよね。
このD言葉、先生である方は「使わないほうが良いです」
なぜなら、すべて否定的な言葉に受け取られがちです。
・どうせ、できない
・どうせ、やらない
・だってやりたくない
・だからうまくいかないんだよ
なんとも言われたらショックな言葉が並びます。
先生・コーチである人の大前提として
ことが最も大事です。
時には厳しく指導する場面もあるでしょう。
しかし、否定的・消極的な発言は相手も、モチベーションが下がりがちです。
褒められることで人間は成長します。
前向きな言葉もらうと人は喜びます。
それが信頼している人からであれば、なおさら。
・今日もよく頑張ったね。明日もこの調子で頑張ろう。
・テストでうまくいかなかったけど、また次があるよ。一緒に頑張っていこうね。
相手と自分の明るい未来を考えた上での発言。
言われて悪い気がする人はいないと思います。
同じD言葉でも、とても便利な言葉があります。
便利なD言葉 → ”だからこそ”
この言葉は本当に便利です。
ネガティブな状態からでも、一気にポジティブな展開に持っていけます。
使いすぎると、変な感じになっちゃうので適度に使ってくださいね。
明日からメモ
・D言葉「でも、だって、だから、どうせ」は否定的な言葉につながりやすいので、使わない。
・同じD言葉なら「だからこそ」を使って前向きに。