なんだか嫌い。ホーンズ効果を理解しよう。

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心理学

・最近、〇〇部長とはどうなの?

・上司がまた、遅刻してきたんだよねー。あんな人に指示されたくないんだけど

・わかるわー。あの人、姿勢も悪いんだよね。仕事も遅くてなんか好きになれない

 

こんなことありますよね。

これは

「ホーンズ効果」が働いています。

 

ホーンズ効果とは、ひとつでも悪いところがあると、あなたの全人格が評価されなくなってしまう効果のことを言います。

 

例えば

とても仕事が出来て臨機応変にいろんなことができても、遅刻を繰り返して汚点をつけているとそこに焦点が当たり自分の評価に繋がらないということです。

 

とってももったいないです!

 

仕事をこなす中で、遅刻や約束を破ることはないように気を付ける必要があるという事は

経験上誰でも知っていることですが、

相手をいくら悪く評価しても得られるものなど何ひとつありません。

それどころか、相手を不機嫌にさせ関係を悪化させるだけです。

 

どんな人でも

「いいところを探す」ことが良好な人間関係を築くことに大事です。

些細なところでいいので良いところを探して、「あなたの、こんなところが素晴らしい!!」

と言ってあげるだけで、良好な人間関係を築くことができるのです。

「少し時間にルーズな面もあるけど、その分誠実に謝ってくれる」

「少しきついことを言うこともあるけど、嘘つかないから信頼できる」

というように、長所に焦点を当てて見てあげましょう。

人から好かれる人は、自然にこういうことが身についています。

 

嫌いな相手ほど好意的に接しよう

 

相手に嫌な部分があったとしても、認めるべき点はあり、相手に敬意を払う。

人間としてそんな姿勢を持つことが大切ですよね。

 

嫌いだからといって、その人を遠ざけるのではなく、嫌いだからこそあえて相手との距離を近くする。

心理学の研究においても、

人のことを悪く評価する傾向のある人は、良好な人間関係を築くことが難しい

というデータが多く示されています。

相手の良いところ探しを積極的にして、苦手な相手でもどんどん近付いていった方がいいのです。

 

真逆の効果:ハロー効果

なんか今日来た営業マンの人、さわやかだったね

わかるー。それにスーツもかっこよかった!

今度来てくれたら話聞いてみようかなぁ

ハロー効果とは、後光(ごこう)効果ともいわれ、何か良い印象を一つでも持つと、ほかのことにも良い印象を期待してしまう効果です。

いわゆる”できる”営業マンはまずこれが完璧です。

ハロー効果は

見た目以外にも、学歴や運動能力、何か一つ飛びぬけて目立つものを持っているとこの効果を受け

る事ができる人の印象は見た目によるものがほとんどだと言う事が証明されています。

 

いい例では、

芸能人では木村拓哉、アーティストでは星野源さんなんかが当てはまりますかね。

星野源さんは、歌もできるし、俳優もできちゃう。

それは、私たちが彼らの「ハロー効果」で見ているという面も大きいと思います。

 

 

長くなりましたが・・・

 

・第一印象が大事!

・身だしなみが大事!

 

といわれるのは、このハロー効果とホーンズ効果の観点からみても納得です。

 

見た目をきちっと決めれば、ハロー効果の恩恵で、

「あ、この人は仕事でもびしっと決めてくれる人」という印象受けまくり。

 

見た目が悪ければ、ホーンズ効果の恩恵で

「仕事も抜けがあるんだろうなぁ、なんだか頼りないなぁ」と思ってしまいます。

 

特に先生・営業マン・上司の方は、身だしなみは常に時間をかけてビシッと決めましょう!

 

ではでは。

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